ヒッチカプラー 牽引車のヒッチメンバーに付いているヒッチボールを挟み込むような形で連結を果たすトレーラー側の部品です。別名「ボールカプラー」とも呼ばれます。 ヒッチメンバーの中心部には、ヒッチボールと呼ばれる直径50 mm(欧州規格)ないしは2 inches(US規格)のスチール製のボールが付いており、そのボールをヒッチカプラーが包み込むような形で連結します。 ボールを受ける連結部分(カプラー部)も球状になっているため、トレーラーが上下左右自由に動いても外れない仕組みになっています。トレーラーが、牽引車の走りに合わせて路面の凸凹やカーブを自由にこなせるのはカプラーのお陰です。
アドーラ type C、アディバシリーズ、エクルズエリートシリーズに標準装備されているヒッチカプラーです。 ヒッチカプラーとしての機能はもちろんスタビライザーとしての機能を有しています。 これは、通常、ヒッチボールを軸としてヒッチカプラーは上下左右に自由に動くことができますが、スタビライザーはこの動きを抑制することにより、スネーキング(蛇行)発生を抑制します。 尚、標準装備されていない車両については、オプションで装着できるモデルもありますので、販売店にお問い合わせください。