ボディー
  アルティアシリーズのボディーは、アルミパネルや樹脂パネルを多用することにより高い断熱性と軽量化を両立させました。
塗装したアルミパネルは耐候性・耐久性に優れます。
断熱性を確保するため、各ボディーパネルの厚は、十分なものとしています。
Thickness of Body Panel
Roof 25 mm, Side Wall 25 mm, Floor 41 mm
 
アルコ シャーシ
フレーム
  アルコ社製の軽量シャーシを採用しています。最低限のメンテナンスで最大限の性能を発揮するトレーラー用シャーシの定番です。
フレームは亜鉛メッキ処理が施され、高い防錆性能を誇ります。部材と外気との間に保護層が形成されているためです。
AL-KO Chassis
 
アクスル、サスペンション
  アルコ社のトレーリングアーム式アクスルを採用しています。
アクスル内にラバースプリングを内蔵しており、通常のスプリングを外部に持たないため、スペース効率に優れます。またショックアブソーバーも標準装備です。
AL-KO Trailing Arm Suspension
 
ブレーキ
 

ブレーキは、後退時にブレーキの作動・解除を自動的に行う装置(アルコ オートマチックブレーキングシステム)を内蔵したドラムブレーキです。EEC法規に適合し、制動力も十分です。また、シュー調整も簡単に行えます。

Drum Brakes with AL-KO Automatic Braking System
 
慣性ブレーキシステム
  牽引車がブレーキングした際、トレーラー側もそれに連動してブレーキをかける装置です。トレーラー自身が制動を行うため、牽引車側にブレーキの負担をかけることが無く、安定したブレーキ性能を確保します。
車両先端のAフレーム部分にあります。
430DK type D AL-KO Inertia Brake System
慣性ブレーキは、牽引車がブレーキングをした際、トレーラーが慣性によってそのまま牽引車を押す力をブレーキ入力として利用する装置です。
牽引部先端のシリンダーが力を増幅し、リンクを介してブレーキワイヤーを作動させる構造です。
万一の事故などで牽引車との連結が解除された場合、牽引車側にセットした安全ワイヤーが引っ張られることにより、トレーラーのブレーキが作動し暴走を未然に防ぎます。
Operation of Inertia Brake System
スタビライザー(type B・D共にオプション) AL-KO Stabilizer AKS1300
牽引車とトレーラーの連結は、牽引車側に備え付けられたヒッチボールに、トレーラー先端部のカップリングヘッドが結合することにより成立します。
通常、ボールを軸としてカップリングヘッドは自由に動きますが、スタビライザーは、この動きを制限することにより、スネーキング(蛇行)発生を抑制します。

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