>>出典 トラベルトレーラー ユーザーズマニュアル (JRVA)  

  CONTENTS
設置に適した場所
坂道、傾斜地での設置
レべリング
安定ジャッキ
トレーラーの切り離し
 
 
設置に適した場所
  「比較的平坦な場所」、「路面が固い場所」、「路面が乾燥した場所」に設置します。
 
やむをえず坂道、傾斜地に設置する場合の注意事項
  1. トレーラー前方を坂道に対し、下向きに設置します。
2. その際、輪止めを車輪の前後計4箇所に使用されることを推奨します。
 
レべリングに関して
  レべリングを確実にすることは、冷蔵庫等の装備を正常に作動させる上で、大変重要なことです。水平器を用いレべリングを行います。
左右方向のレべリングはトレーラーを切り離す前に実施します。左右どちらかが極端に低い場合は、タイヤの下に板を敷くなどするとよいでしょう。
前後方向のレベリングは、トレーラーを切り離した後に実施します。その際、駐車ブレーキを確実にかけた後、輪止めをします。そして、ジョッキホイールで前後方向のレベリングを調整します。
 
安定ジャッキ
  トレーラーの前後左右の水平を保った後、安定ジャッキでトレーラーを安定させます。車体のゆがみを防止するために、適切な設置場所選択と的確なレベリングが必要です。
安定ジャッキが地面にしっかり着くまで降ろします。
安定ジャッキは乗用車のそれと使用目的が異なります。安定ジャッキで車体を持ち上げないで下さい。安定ジャッキは車体を固定するために使用するものです。
トレーラーを軟弱な路面や凸凹の場所に設置しなくてはならない場合、安定ジャッキの下にレベリングパッドや板等を敷き、ジャッキが地面に沈み込まないようにします。
 
トレーラーと牽引車の切り離しに関して
  切り離しの際、トレーラーの駐車ブレーキを一杯まで引きます。
ジョッキホイールを降ろします。
安全ワイヤーを切り離し、配線カプラーを抜きます。
ヒッチカプラーの取手を握って持ち上げると同時に、ジョッキホイールでリフトアップします。ヒッチボールがカプラーから完全に離れたら、ロックインジケーターのグリーン帯が見えなくなります。その後、牽引車を移動させます。
 

 

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