>>出典 トラベルトレーラー ユーザーズマニュアル (JRVA)  

  CONTENTS
プロパンガスに関して
プロパンガスの取扱い
ガス漏れ
換気
火災発生時
冷蔵庫・FFヒーター使用に関して
 
 
プロパンガスに関して
プロパンガスは本来無臭ですが、製造時に臭いを付け、ガス漏れの発見を容易にしています。
プロパンガスは空気より重く下方にたまります。トレーラーの床に設けてある換気穴は絶対にふさがないでください。
ガスレンジをご使用の際には、換気に十分ご注意ください。
 
プロパンガスボンベの取り扱いに関して
  ガスレギュレーターが確実にガスボンベに接続されていること、ホースが確実にボンベに接続されていることを、ガス器具使用前に確認します。
ガスの元栓を開く時、各ガス器具のスイッチやレバーをオフにします。
走行時は、ガスボンベの元栓を必ず閉めます。走行時のガス器具使用は厳禁です。
 
ガス漏れに関して
  ガス漏れ発生時は、窓を開けて自然換気を行います。引火の恐れがあるため、換気扇など電気機器類を使用しないで下さい。
ガス漏れ発生時に、マッチやライター使用によるガス漏れ検知を行わないでください。ガス漏れ箇所を特定する場合は、石鹸水を使用するか、専門業者へ依頼してください。
定期的にガス配管を点検してください。車外のガス管は、走行中に破損することもありえますので、特に念入りに点検してください。
 
換気に関して
  新鮮な空気を車内に取り入れるため、換気口はふさがないで下さい。
一酸化炭素中毒に注意してください。一酸化炭素は、無色、無臭、無味です。一酸化炭素中毒では、短時間で意識を失い死亡することがあります。
就寝時などに窓を全開にした換気は、防犯の観点から好ましくありません。このケースでは、窓のロックを一段外側にすることで、わずかに窓が開いた状態で換気を行う方法もあります。
トレーラーは所定の位置に各種換気口が設置してあります。絶対にそれらを、ふさがないでください。また、換気口が汚れた場合は、小型ブラシや掃除機で清掃します。
 
火災発生時には
  速やかに車外へ避難してください。
速やかに消防署へ通報してくだい。
安全が確保できる場合に限り、ガス元栓を閉め、電源供給も遮断してください。
万一の火災発生に備え、消火器を常備しておくことをお勧めします。消火器使用直後は、呼吸困難に陥る場合があるため、車内に入らないようにしてください。深いフライパンの油火災の時には、消火器を使用するより、消化ブランケットを使用したほうが安全な場合もあります。
 
冷蔵庫・FFヒーター使用に関して
  排気口をふさぐと、車内に排ガスがたまり危険です。常に排気が可能な状態を保ってください。
FFヒーターを使用する際は、吸入口およびヒーター周辺に物を置かないようにします。排気口が高温になるので、近くに燃える物がないことを確かめてください。
 

 

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