新設計ボディー
  アディバシリーズは新設計の第6世代ボディを採用しました。
ルーフからフロントにかけての丸みを帯びたデザインは、塊感を出すと同時に、空力特性を強く意識したものです。
新たにポリエステルパネルを採用しました。滑らかな印象を周囲に与える他、軽量、耐久性、断熱性に優れます。
Thickness of Wall Panels:
Roof 29 mm, Side Wall 29 mm, Floor 46 mm
502UP
 
アルコ シャーシ
フレーム
  アルコ社製の軽量シャーシを採用しています。最低限のメンテナンスで最大限の性能を発揮するトレーラー用シャーシの定番です。
フレームは亜鉛メッキ処理が施され、高い防錆性能を誇ります。部材と外気との間に保護層が形成されているためです。
AL-KO Chassis
 
アクスル、サスペンション
  アルコ社のデルタセミトレーリングアーム式アクスルを採用しています。
アクスル内にラバースプリングを内蔵し、通常のスプリングを外部に持たないため、スペース効率に優れます。またショックアブソーバーも標準装備です。
AL-KO Delta Semi-trailing Arm Suspension System
 
ブレーキ
 

ブレーキは、後退時にブレーキの作動・解除を自動的に行う装置(アルコ オートマチックブレーキングシステム)を内蔵したドラムブレーキです。EEC法規に適合し、制動力も十分です。また、シュー調整も簡単に行えます。

Drum Brake with AL-KO Automatic Braking System
 
慣性ブレーキシステム
  牽引車がブレーキングした際、トレーラー側もそれに連動してブレーキをかける装置です。トレーラー自身が制動を行うため、牽引車側にブレーキの負担をかけることが無く、安定したブレーキ性能を確保します。
車両前方のAフレーム部分にあり、プラスチックカバーで隠されています。
542PK AL-KO Inertia Brake System
慣性ブレーキは、牽引車がブレーキングをした際、トレーラーが慣性によってそのまま牽引車を押す力をブレーキ入力として利用する装置です。
牽引部先端のシリンダーが力を増幅し、リンクを介してブレーキワイヤーを作動させる構造です。
万一の事故などで牽引車との連結が解除された場合、牽引車側にセットした安全ワイヤーが引っ張られることにより、トレーラーのブレーキが作動し暴走を未然に防ぎます。
Operation of Inertia Brake System
スタビライザー Al-KO Stabilizer
牽引車とトレーラーの連結は、牽引車側に備え付けられたヒッチボールに、トレーラー先端部のカップリングヘッドが結合することにより成立します。
通常、ボールを軸としてカップリングヘッドは自由に動きますが、スタビライザーは、この動きを制限することにより、スネーキング(蛇行)発生を抑制します。
AKS 2004 AKS 1300 (for 432PS)

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